ハンス J.ウェグナーは、家具職人 H.F スタルベアーグの下で家具を学び、17歳の若さで家具職人のマイスターを取得。3年後コペンハーゲンに移り、1936年から1938年まで工芸スクールに在籍した後、デザイナーとしての活動を開始。
1940年にアルネ・ヤコブセンらが担当するオーフス市庁舎の建築プロジェクトに参加し、そこに納める家具をデザイン。デニッシュデザイン界に大きな貢献を残したヨハネス・ハンセン社との協働もこの年に始まっています。
家具職人としての技術と知識、木材への深い造詣と探求心、そして美的センスが卓越していたウェグナー。その作品から、シンプルな中に宿る美しさと機能性を追求したこだわりが感じられます。
それらの作品は、生涯で500脚以上デザインされ、その多くが、不朽の名作として、世界中の著名な美術館でコレクションされるなど、まさに椅子の巨匠たる所以です。