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取扱いブランドについて vol.1

Arvでは、世代を超えて受け継ぐことができる家具をセレクトしています。

それは、“耐久性”もさることながら、“デザイン性”も同様です。耐久性に優れていても、一時の流行りに乗ったデザインでは、長く使用できるとは限りません。シンプルでありながら、時を経ても美しいデザインは、長い年月を経ても常にモダンで、輝きを放っています。

その証拠に、1940~1960年代に作られたミッドセンチュリー期の家具は今でも高い人気を誇っており、特に、アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナー、ボーエ・モーエンセン、チャールズ&レイ・イームズ、ジャン・プルーヴェ等、名だたるデザイナーが手掛けた家具は、今の住空間でも違和感なく溶け込むだけでなく、いい意味で存在感があります。

それは、ミッドセンチュリー期に活躍したデザイナーに限ったことではなく、現在、世界の最前線で活躍しているデザイナーも同様の想いでデザインしており、その想いを実現できる家具ブランドは世界に多数存在しています。Arvでは、それらの家具ブランドを中心に、流行り廃りのないプロダクトを厳選しています。

そこで、Arvで取り扱っているブランドを2回に分けてご紹介します。

 

Fritz Hansen
フリッツ ハンセン

Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)は、1872年にデンマークのコペンハーゲンで若き家具職人のフリッツ・ハンセン氏によって設立されました。卓越した高品質の家具が認められ、デンマーク国会議事堂やコペンハーゲン市庁舎などの大規模な公共のプロジェクトも手掛けるようになり、1930年代以降、アルネ・ヤコブセンをはじめとする優れたデザイナーとの共同開発を開始。軽量で丈夫な家具作りを可能とする曲木技術の確立やデンマーク初となるスチール製家具の開発など、革新的な変化を遂げ、アントチェア、セブンチェア、スワンチェア等、不朽の名作家具を次々と発表し、瞬く間に北欧家具の代名詞的ブランドに成長しました。現在でも、時代に左右されないデザインと、最高品質の家具を作り続け、北欧家具のグローバルリーダーとしてのポジションを担っています。

 

Vitra
ヴィトラ

Vitra(ヴィトラ)の歴史は、1934年にウィリー・フェルバウムによって店舗什器メーカーとしてスイスに設立されたのが始まりです。その後、Vitraは国際的な家具メーカーに成長していくのですが、そのきっかけとなったのが、1953年にウィリー・フェルバウムがアメリカの旅で出会った椅子でした。その椅子は、チャールズ&レイ・イームズがデザインした赤いプライウッドのチェアで、その美しさに一目惚れしたウィリー・フェルバウムは、イームズ夫妻と度重なる交渉を行い、ヨーロッパ等での販売製造権を得ました。その後、「ジョージ・ネルソン」、「ジャン・プルーヴェ」、「イサム・ノグチ」等、名だたるデザイナーや建築家とライセンス契約を結び、デザイン史に残るプロダクトを世に送り続け、今や世界のインテリア界をリードするトップブランドの一つとなりました。

 

Artek
アルテック

Artek(アルテック)は、1935年にアルヴァ・アアルトが妻らとともに「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的として、ヘルシンキ(フィンランド)に設立されました。芸術(Art)と技術(Technology)の融合を試みて、アアルトは、フィンランドバーチ材を用いた曲げ木の技術開発を行い、「L-レッグ」という、強固でモダンな素材を完成させ、それがArtekの家具デザインの礎となっています。Artekは、創業から今日まで、デザイン・アート・建築の交点に立ち、アルヴァ・アアルトをはじめ、グローバルに活躍する建築家やデザイナーがデザインした家具や照明器具、インテリア、アクセサリーを取り揃え、そのどの時代にも通じる廃れることのない完成された造形美で、世界中の人々を魅了し続けています。

 

Herman Miller
ハーマンミラー

Herman Miller(ハーマンミラー)は、1923年にハーマン・ミラー達がミシガン・スター・ファニチャー・カンパニーを買い取ったことから始まります。設立当初、家庭用家具の小さな会社でしたが、「問題を解決するためのデザイン」という理念のもと、家庭・オフィスの両方を対象としたコンテンポラリーデザイン家具のリーダーとして広く知られる会社に成長しました。1950年代、ジョージ・ネルソン、チャールズ&レイ・イームズといった、名立たる伝説的なデザイナーらと共に、ミッドセンチュリーモダンの象徴的な名作を次々と発表。デザイン史を大きく塗り替える偉業を成し遂げ、世界的に有名なモダンデザイン家具メーカーとして、絶対的な地位を確立しています。


以上、今回は4つのブランドについてご紹介しました。続きは、次回のコラムにてご紹介します。

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