ポール・ケアホルムは、家具職人としての修練を積んだ後、デンマーク美術工芸学校に入学。
その際に教師だったハンス J.ウェグナーから高い評価を得て、21~23歳の時期にウェグナーの事務所に従事し、デザインだけではなく、思想や価値観など、多大な影響を受けました。
建築素材にも強い関心を持ち、当時は家具の素材として一般的ではなかったスチールも、木などの天然素材と同様に芸術的な繊細さを持つ素材であると考え、スチールの特性を最大限に活かしたプロダクトを次々と発表。
完璧主義者でも知られるポール・ケアホルムの作品は、一切の妥協と隙のない完璧なまでの造形美と、知的で気高いデザインが特徴で、その只ならぬフォルムから、まるで芸術作品のようだと世界から評されています。