Journal

インテリアショップオーナーが愛用する
北欧家具ブランド
-カールハンセン編-

今回は個人的な内容になってしまいますが、よく家の家具は何を使われているのですか?
と、ご質問をいただくことがありますので、折角なのでまとめてみたいと思います。

職業柄、皆様に使用感をご案内できるよう結構な数のアイテムを使わせていただいていますので、使用感も含めてご紹介できればと思います。

また、個人的な意見も含めて書かせていただきますので、一つの参考程度にご覧ください。

なお、北欧以外の家具も愛用しておりますが、今回は北欧家具のみに絞ってご紹介します。

 

Carl Hansen & Søn -カール・ハンセン&サン-

カールハンセン

 

カールハンセンは、北欧家具がお好きな方であればご存知の方が多いメーカーだと思います。

1908年に創業しており、110年以上の歴史ある北欧を代表する老舗家具メーカーで、デンマークデザイン界の巨匠、ハンス J.ウェグナーの家具を最も数多く製作するメーカーとして知られています。

カールハンセンは、「リーズナブルな価格で質の高い家具を人々に提供する」ということを理念に掲げ、チェア、テーブル、ソファ、キャビネット等、多くの家具を世に生み出してきました。

正直、リーズナブルという価格帯ではないかと思いますが、価格に対しての品質は非常に高いので安心してお選びいただけるブランドです。

そんな私も、カールハンセンのアイテムでは、ダイニングチェアにYチェア(CH24)、ラウンジチェアにコロニアルチェア(OW149)を愛用していますので、使用感も含めてご紹介させていただきます。

 

Yチェア(CH24)

カールハンセンで一番有名なアイテムは、ハンス J.ウェグナーがデザインしたYチェア(CH24)だと思います。

yチェア

世界で一番売れたダイニングチェアともいわれており、インテリア雑誌などでよく見かける椅子です。

おそらく、憧れている方も多いのではないでしょうか?

私もちょうどウェグナーの生誕100周年モデルが出ましたので、その際にYチェアを購入しました。

2014年に購入し、今7年程経過しています。参考までに新品と比較した写真です。
座面は430mmのものです。(今は450mmが標準となっております)

 

Yチェア 経年変化

ビーチのソープ仕上げですが、フレームは経年変化しており、当初よりも濃くなっています。
(一目瞭然ですが、左が新品のビーチ ソープ、右が7年目のビーチ ソープ)

なお、定期的にソープでメンテナンスをすることで、白さもある程度保つことも可能です。

 

Yチェアの使用感としては、丸みのあるフレームが身体を支え、ゆっくり寛ぐことができます。

ペーパーコードの座り心地は、板座よりもしなやかで、ウレタンの座面よりもしっかりとしており、絶妙な固さです。

使用して7年ですが、使い続けるうちに馴染んで当初よりも座りやすさが増しているように感じます。

ペーパーコードはフレームと同様、少し濃くなっていますが、特に目立つ汚れもなく使用できています。

水をこぼしたこともありますが、シミなどは全く残っていません。

Yチェア 経年変化

 

下記は新品です。

Yチェア 経年変化

経年変化が楽しめるのはソープ仕上げやオイル仕上げの良さです。

正直、汚れが付くこともありますが、メンテナンスをすることで消えたり、目立たなくなったりもしますので安心です。

購入して本当によかったと思えるチェアの一つです。

 

コロニアルチェア(OW149)

ラウンジチェアとして、カールハンセンのコロニアルチェア(OW149)も愛用しています。

コロニアルチェアは1949年にオーレ・ヴァンシャーによってデザインされたラウンジチェアです。

OW149 コロニアルチェア

 

私のコロニアルチェアの仕様はオーク オイル仕上げのブラックレザー(Thor301)となっています。

カールハンセンのオークフレームは深みがあるため、個人的におすすめの樹種です。

本革の質も高く、こちらも5年程使用していますが、風合いが増してきたように感じます。

フレームが細いため、空間を圧迫することなく、スッとお部屋に馴染みます。

そして、このフレームがとても美しいです。

特に、クッションを外した座面部分に惚れ惚れします。

OW149 コロニアルチェア

OW149 コロニアルチェア

日常的に使用していて見る部分ではないのですが、隠れた部分も妥協せずに作られているのが一目で分かります。

使用感ですが、しっかりとした座り心地で、座面の高さも460mmあることから、ゆっくり寛ぐタイプのラウンジチェアというよりは、椅子の延長線上にあるタイプだと思います。

緩やかな傾斜とフェザークッションの座り心地を気に入っています。

このフェザークッションの座り心地がちょうど合っており、長時間座っても疲れにくいと思います。

また、ラウンジチェアとしては非常に軽く、好きな場所に女性1人で持っていけるのも魅力です。

休日に窓際に持っていき、日向ぼっこしながらコーヒーを飲むのが最高のひと時です。

OW149 コロニアルチェア

サイドテーブルや照明と一緒にスタイリングするのがおすすめです。

冬はブランケットをかけているだけでも絵になります。

 

カールハンセンのおすすめポイントと気になる点

カールハンセンは、アフターフォローもしっかりしており、オフィシャルのメンテナンスサービスを行っているのは、本国のデンマークと日本だけらしいです。

そのため、Yチェアですとペーパーコードの張替え等を行いながら、一生使い込んでいくことも可能です。

そういった意味で日本では特に安心して使用できると思います。

因みに、ペーパーコードの張替えの目安は10~15年程と言われています。

一つの椅子を長く大切に使いたい方にはおすすめです。

 

逆に気になる点というと、Yチェア(CH24)があまりにも有名過ぎて、知り合いと一緒の椅子だっていうことで敬遠されることも。

さすがに世界で一番売れているというだけありますが、仕方のないことですね。

また、やはり海外ブランドということもあり、商品が欠品していたり、日本在庫ではない商品は納期が非常に長くかかります。長いと半年以上待たないといけない場合もありますので、注意が必要です。

 


 

色々書きましたが、やはりインテリア好きには外せないブランドの一つだと思います。

カールハンセンは、Yチェアだけではなく、ウェグナーデザインの椅子も豊富に揃っています。

テーブルやラウンジチェアも充実してますので、気になられる方は是非チェックしてみてください。

長くなりましたので、続きは次回とさせていただきます。

次回もウェグナーデザインのアイテムを製作するブランドをご紹介させていただきます。

 


– Shop info –
Arv(アーヴ)
熊本県八代市鏡町上鏡1149-11
0965-45-9282
close:第1、第3水曜日、毎週木曜日

ArvはCARL HANSEN & SØN(カールハンセン&サン)の熊本の正規代理店となります。

Quick links