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インテリアショップオーナーが愛用する
北欧家具ブランド
-フリッツハンセン編-

前回の”PP mobler編“に引き続き、私が愛用しています北欧家具ブランドについてご紹介させていただきます。

今回は、デンマークが誇る老舗家具ブランド” Fritz Hansen(フリッツハンセン)”についてです。

 

Fritz Hansen -フリッツハンセン-

Fritz Hansen フリッツハンセン

 

Fritz Hansen(フリッツハンセン)は、家具がお好きな方であればご存知の方も多いかと思います。

1872年に設立され、150年近くの歴史があるデンマークの家具メーカーです。

アルネ・ヤコブセンをはじめとする一流デザイナーとのタッグを組み、セブンチェアやスワンチェアなどの、不朽の名作家具を次々と発表し、瞬く間に北欧家具の代名詞的ブランドに成長しました。

Fritz Hansen(フリッツハンセン)は、時を経ても常にモダンで、時代に左右されないデザインと最高品質の家具を作り続け、北欧家具のグローバルリーダーとしてのポジションを担っています。

正直、リーズナブルという価格帯ではないかと思いますが、価格に対しての品質は非常に高いので安心してお選びいただけるブランドです。

そんな私も、フリッツハンセンのアイテムでは、デスク用の椅子にセブンチェア(SERIES7)、ラウンジチェアにPK22を愛用していますので、使用感も含めてご紹介させていただきます。

 

セブンチェア(SERIES7)

フリッツハンセンで一番有名なアイテムは、アルネ・ヤコブセンがデザインしたセブンチェア(SERIES7)だと思います。

3次元曲線の成型合板で世界で初めて作られたのは、アリンコチェアですが、その3年後に誕生したのがセブンチェアです。

アントチェアのミニマムな美しさは継承しつつ、背もたれや座面を広くし、座り心地をより良く改良されています。

セブンチェア

 

私は、ベッドルームのデスク用チェアとして使用していますが、購入当初は、狭い部屋でもお部屋を圧迫しないフォルムという点、後ろ姿の美しさで選びましたが、実際に使用してみると、身体を包み込むような優しい曲線のフォルムと、背座一体の形成合板だからこそ成しえる”しなり具合い”が妙に身体にフィットし、その座り心地の良さに感動しました。

軽やかでスタッキングもでき、長時間座っても疲れにくいチェアは数少ないと思いますので、個人的にもおススメのチェアです。

因みに、私のセブンチェアは、ナチュラルウッドのオークですが、実は、セブンチェアには、様々な樹種やカラーのほか、アーム付き、キャスター付き、布張り等、数多くの仕様が存在します。

私自身、フリッツハンセンの正規代理店になる随分前に購入していますので、恥ずかしながら、当時はそれらの存在を知りませんでした。

おそらく、セブンチェアをお持ちの方でも、ご存知ではない仕様もあるかと思いますので、この機会にご紹介させていただきます。

 

ナチュラルウッド

”ナチュラルウッド”とは、名前のとおり、木本来の風合いや色味を活かしたチェアです。

バリエーションとしては、オーク、ウォールナット、メープル等、全10種類ご用意されています。

木の風合いを感じられるナチュラルなテイストに統一したい時はおすすめの仕様です。

セブンチェア ナチュラルウッド

 

カラードアッシュ仕上げ

“カラードアッシュ”は、木の木目を活かしながらも、様々なカラーを楽しめるような仕上げになっています。

木が持つ本来の木目を活かしているため、ナチュラルなテイストにカラーを取り入れたい際におすすめの仕様です。

セブンチェア カラードアッシュ

 

ラッカー仕上げ

”ラッカー仕上げ”は、カラードアッシュよりも、カラーを塗り重ねているため、木目が感じられない仕上げです。

モダンなテイストにしたい場合や、ビビットなカラーを惹きたてたい場合におすすめの仕様です。

セブンチェア ラッカー

 

フロントパディング

”フロントパディング”は、ファブリックや本革をセブンチェアのシェルの前面部分に張った仕様です。

ウッドの座面や背面ではなく、クッション性を好まれる方におすすめです。

張地の種類だけではなく、ウッドの部分の仕様も選べますので、自分好みのカラーの組合せに仕上げることができます。

セブンチェア フロントパディング

 

フルパディング

”フルパディング”は、シェルの全面にファブリックや本革を貼った仕様です。

フロントパディングと同様、クッション性を好まれる方におすすめです。

ウッドの部分が見えないため、よりモダンなテイストに仕上がります。

セブンチェア フルパディング

 

他にも、アーム付きやキャスター付きなどもございますので、用途に応じて幅広く対応できるがセブンチェアの魅力です。

椅子選びに迷ったら、1番におすすめしたい1脚です。

 

 

PK22

ラウンジチェアとして、フリッツハンセンのPK22も愛用しています。

PK22は、1956年にポール・ケアホルムによってデザインされ、今もなお高い人気を誇っており、パリの国立図書館や東京の国立新美術館にも採用されています。

このPK22は、ミース・ファン・デル・ロ―エがデザインした「バルセロナチェア」からインスパイアを得てデザインされていると言われており、全く無駄のないデザインと繊細なディテールが、それを物語っています。

PK22

 

私のPK22の仕様は本革のオーラレザーのブラックとなっています。

フリッツハンセンの本革はカラーも豊富で、品質が非常に高いため、個人的におすすめです。

PK22

 

”鬼才”と呼ばれていたポール・ケアホルム。

派手な装飾を徹底的に排除し、パーツ一つにまでこだわり抜いた芸術作品のような椅子に惚れ惚れします。

個人的に一番好きな角度は、斜め後ろから見た金属フレームの部分です。

チェアの裏側の部分まで一切の妥協なく美しくデザインされています。

PK22

 

座り心地についても、徹底的に研究されており、座と背面の角度、そして座った時のしなり感が絶妙に身体にフィットします。

デザインはモダンで尖っていますが、優しい座り心地というギャップに驚かされます。

 

この美しさと座り心地に魅了され、その満足感から、他のPKシリーズも欲しくなってしまいます。

ポールケアホルムのファンは著名人でも多いのですが、やはりそれ相応の価格帯となるため、記念に1つずつ増やしていきたいと思っています。

実物に振れたことがない方は、是非、PK22から醸し出される独特のオーラをご体感ください。

 

フリッツハンセンのおすすめポイントと気になる点

フリッツハンセンは、アフターフォローもしっかりしており、保証も充実しています。

PKシリーズにいたっては、延長保証(登録制)を行うと、20年保証となります。(籐製品を除く)

正直、家具の保証で20年というのは聞いたことがないです。

それだけ品質に自信がある証拠だと思います。

 

逆に気になる点というと、フリッツハンセンの家具は偽物が多く出回っています。

人気のアイテムだからこそ、多くの偽物が出回ってしまいますが、品質、耐久性が雲泥の差ですので、ご注意ください。

また、やはり海外ブランドということもあり、商品が欠品していたり、日本在庫ではない商品は納期が非常に長くかかります。長いと半年以上待たないといけない場合もありますので、注意が必要です。

 


 

色々書きましたが、やはりインテリア好きには外せないブランドの一つだと思います。

フリッツハンセンは、家具だけではなく、照明、アクセサリーと幅広いアイテムが揃っております。

気になられる方は是非チェックしてみてください。

 


– Shop info –
Arv(アーヴ)
熊本県八代市鏡町上鏡1149-11
0965-45-9282
close:第1、第3水曜日、毎週木曜日

ArvはFritz Hansen(フリッツハンセン)の熊本の正規代理店となります。

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