ポール・マッコブは、デザイナーになる夢を追って、ボストンからニューヨークへ移住。遠近法を深く理解したスケール感のあるデザインがマッコブの真骨頂で、テーブルや棚、そしてランプまでもが、作品が置かれる空間に細心の注意を払ってデザインされています。1950年から5年連続でMoMA主催のグッドデザイン賞を受賞し、その後も数多くの賞を受け、アメリカを代表するデザイナーの一人となりました。細い線、シンプルなフォルム、そして独特の軽やかさがポール・マッコブの作品の特徴で、その作品からは、現実主義者と完璧主義者だったマッコブの個性がはっきりと感じ取れます。ポール・マッコブのデザインの美学には、まさにクラシックなデザインの傑作の定義が映し出されています。